奈良県吉野地域で生産された
上質な「吉野材」の
端材を使ったエコ割り箸

日本人の“食”になくてはならない、お箸。
その歴史は一説には飛鳥時代にまで遡ると言われ、
食べる=生きるために必要な道具として
大切に扱われてきました。
割り箸は、使い捨てでもったいない、森林環境に良くない
というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、
実際のところ、国産材の割り箸は真逆の役割を果たしているのです。

循環型の林業の根底ともいえる
「吉野材」

近畿地方、奈良県の地域ブランド。
奈良県吉野地方産の杉材ならびに奈良県吉野地方産の檜材。吉野地方における人工林の歴史は約500年に及びます。吉野材は一般に光沢が好く、年輪幅が均一、高強度であることを特徴。
その根底には、守り伝えられた伝統文化ともいえる吉野材を育てるための山づくりが、いまもなお継承されているのです。

循環型の林業の根底ともいえる「吉野材」

「吉野材」の端材を熟練された
職人が丁寧に切り出す

原木市場から仕入れられた原木は、製材所で製材品へと加工されます。まずは丸太の樹皮を剥き、山から運び出すときについた細かな石を落とします。仕上がりよりも少し大きめにカットし、木の強度を保ち割れや反りなどを防ぐために乾燥させます。3〜20日かけて人工的に乾燥させる方法と、1年半〜2年かけて自然に乾燥させる方法があります。その後、木材の注文に応じて、正確なサイズに加工。お客さまのニーズに応える精密な表面仕上げやフローリングなどの実加工を行い出荷されます。その端材が一善はしになるのです。

「吉野材」の端材を熟練された職人が丁寧に切り出す

端材を一つ一つ丁寧に
割り箸に加工

端材を板状に加工し、決められた大きさに切断します。
切断した板状の木を一本一本割り箸にして、最後に割り箸の角を削るとかけ箸プロジェクトのお箸は完成します。
最後にきちんと検品・消毒し安全・安心な割り箸を作っています。

端材を一つ一つ丁寧に割り箸に加工

箸袋はなんとおみくじ付き!

箸袋には遊び心を詰めこみ、おみくじがついています。
一善はしは、奈良県吉野郡下市町下市にある箸の神・材木の神が祀られている「杉箸神社」で御祈祷いただいたお箸。
古来より箸は神事に使われてきました。神道からくる日本人の“物を大事にする”精神とも結びつきが深いのです。

紙袋はなんとおみくじ付き!